
目次
1.要注意な肩こりのタイプ!2.肩こりが頭痛を起こす?!
3.緊張型頭痛
4.肩こり対策
要注意な肩こりのタイプ!
肩こりを100%防ぐことは難しいかもしれません。
学生ならば勉強やアルバイト、社会人であれば仕事や家事等、日常生活では肩に力を入れないといけない状況がたくさんあります。
これはどうしようもないことです。けど、それでもなるべく避けたいタイプの肩こりがあります。それはーー
頭痛を起こす肩こりです。
肩こりが頭痛を起こす?!

目の前のことでいっぱいいっぱいになっていると中々すぐに気付かないかもしれませんが、肩こりを放置し続けると、いつの間にか頭にまで緊張感が伝わっていることがあります。
頭痛まではいきませんが、何かに頭を締め付けられているような圧迫感が起こります。
これは既に身体が限界まできている証拠です。そして厄介なのは、一度こうなってしまうと、簡単に抜けられないことです。
というのは、多少の肩こりであれば一休みすればすぐに和らぐかもしれませんが、その緊張感が頭にまで広がってしまうと、疲れは非常に取りにくくなります。
圧迫感の気持ち悪さのせいで眠れなくなりますし、それが更に疲れを生んで緊張感を増すといった悪循環に陥ります。
しまいには、耳鳴りや偏頭痛、吐き気までも起こってしまいます。
そうなってしまうともうほぼ何も出来なくなり、緊張感が抜けるまでとにかく寝込むしかありません。

だからちょっとした肩こりであっても軽く思わず、普段から十分に気をつけなければなりません。
緊張型頭痛
こういった肩の筋肉が緊張し、血流低下によって起こる頭痛を「緊張型頭痛」と呼びます。
より分かりやすい別名に「肩こり頭痛」、「筋収縮性頭痛」があります。
如何に肩こりと頭痛の関係が深いかを示す言葉ですね。
緊張型頭痛は、一般的に女性の発症率が男性よりも高いと言われています。
また、真面目や神経質といった緊張しやすいタイプの性格の持ち主にも発症しやすいそうです。
他にも、猫背といった悪い姿勢や眼精疲労も緊張型頭痛の誘因となります。

緊張型頭痛は放っておくと発症が段々と頻繁になり、慢性的に頭痛に発展しがちです。
よって、適切な対処が必要ですし、出来れば肩こりが起こった時点で早めに手を打ち、症状がこれ以上進まないようにしたいものです。
肩こり対策
肩こりを和らぐ方法としてはまず血流改善があります。
ぬるま湯に使ったり、軽い運動をしたり、血の巡りを良くします。
ストレッチをしたり、マッサージ機を利用するのも良いでしょう。
筋肉をほぐし、緊張を和らげることが出来ますね。

生活習慣を見直し、矯正クッション等を使って姿勢を正すのも大事です。
これは肩こりだけでなく、腰や首の痛み改善にもなります。
ホットタオルを使うのもオススメですが、これは肩ではなく、目に当てて使います。
「肩こり対策なのに、何で目?」と思うかもしれませんが、目の緊張が肩こりを起こすこともあるのです。
眼精疲労が緊張型頭痛を起こすと書きましたが、これは目の疲れが肩こりを起こし、それが頭痛へと発展する為です。

そういえば最近はリラックス効果のある香り付きホットアイマスクも多く売られていますね。
仕事の休憩時間や、寝る前にささっと使えるので、手軽に疲労軽減が出来る素晴らしいアイテムです。しかも価格もリーズナブルです。
忙しすぎて運動やゆっくりお風呂に浸かる時間が出せない方は、まずこれから試してみるのも良いでしょう。
この記事を書いた人:
deco

「軽快生活」サイト編集者。
過敏な体質と戦ってきた経験を元に記事を執筆しております。
日中バイリンガルとして育ち、普段は翻訳・通訳のお仕事もしています。