イライラも肩こりの原因!?ストレスと肩こりの関係とは?

【イライラも肩こりの原因!?ストレスと肩こりの関係とは?】

肩こりと言えば「筋肉疲労」というイメージが強い方もいるのではないでしょうか。

肩こりの原因は

  • 筋肉疲労
  • 末梢神経の傷
  • 血行不良

等がありますが、今回は肩こりの原因となる血行不良ストレスは、肩こりにどう関係するのかをご紹介します。

「これってストレス?季節の変わり目に肩こりが酷くなる訳は!?」

季節の変わり目は人事も変わり目ですよね。入学、卒業、就職、転勤など、新しい環境は人間関係が一からのスタートとなり、しばらくストレスが続くことが多いです。

環境が変わってから肩こりをするようになった!という人も少なくないのは、肩こりにストレスや自律神経の働きが関係しているためです。

「ストレス」と言えば、イライラや落ち込む、悲しい等を想像しがちですが、真夏にエアコンの効いた部屋から外に出るなどの気温の変化も人間にとっては十分ストレスになります。

加えて、何度教えてもできない新人、無理難題を押し付ける上司、意地悪な先輩、わからずやな夫や妻に怒りが爆発寸前!という状態が長く続くと、交感神経が優位な状態が続き、自律神経のバランスを崩してしまいます。

長期にわたるストレスは肩こりを始め、高血圧や免疫力が下がる等、カラダに不調が起こりやすくなる原因となります。

【自律神経って何?交感神経と肩こりに関係はあるの?】

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自律神経は「交感神経」「副交感神経」があり、肉食動物になった気持ちで考えると理解しやすいかもしれません。

お腹がペコペコなライオンが、シマウマを見つけたら襲いに行きますよね。

今仕留めなければ、今度はいつご飯が食べられるか分からない状態で昼寝をしたり、トイレに行くライオンはいません。

この時、交感神経が優位になっていて、カラダは以下のように変

化します。

交感神経 器官 副交感神経
脈が速くなる、心収縮力が上がる 心臓 脈が遅くなる、心収縮力が下がる
気管が拡張する 気管 気管が収縮する
呼吸を促進する 呼吸が抑制される
収縮する 末梢血管 拡張する
収縮する 冠動脈 拡張する
消化が抑制される 胃腸 消化が促進される
グリコーゲンが分解される 肝臓 グリコーゲンが合成される
胆汁分泌が減少 胆のう 胆汁分泌が増加
インスリン分泌が減少 膵臓 インスリン分泌が増加
散大する 瞳孔 縮小する
涙が出ない 涙腺 涙が出る
唾液分泌を減少 唾液腺 唾液分泌が増加
血管が収縮する 皮膚 作用なし
発汗を促進する 汗腺 作用なし
弛緩する 膀胱 収縮する
異化作用 代謝 同化作用

ライオンは、獲物を捕らえる為に、心拍数をアップさせて、呼吸の回数を増やし、負傷した時に出血しないように血管が収縮します。

逆にゆっくり食べる時や休む時に副交感神経は優位になり、消化吸収を促進し、リラックスしてトイレにも行けます。

通常多くの動物は、日中は交感神経が優位になり、夜に副交感神経が優位になる(夜行性の動物を除く)事で心身のバランスをとっていますが、以下のような時に自律神経のバランスを崩すことがあります。

【自律神経のバランスが崩れる原因とは!?】

「過度なストレス」

人間関係、環境の変化、社会的ストレスが続くとバランスが崩れやすくなります。ライフイベント(結婚、離婚、死別など)に伴うストレスはかなり強烈です。

「生活リズムの乱れ」

夜勤、夜更かし、夜型生活、不規則な生活習慣で体にストレスが蓄積します。

「ストレスに弱い性格」

  • 気持ちの切り替えがうまくできない
  • 依存心が強い
  • 怒りっぽい・人の事が許せない
  • 頼まれても断れない
  • 他人からの評価が気になる

「ストレスに弱い体質」

  • 環境が変わると眠れない
  • ストレスで下痢をする
  • 不安・緊張で吐く・吐き気
  • 自家中毒

「ホルモンの影響」

女性は特にホルモンの作用に振り回されることが多い

ストレスはあなたの血管を収縮させるため、血流を良くしないと改善しない肩こりがますます治りにくくなります。

そして長期にわたって続いたストレスで、自律神経失調症になり、肩こりの他にもうつ病などを併発する事もありますので、ぜひ一度、心のバランスが崩れていないかチェックしてみて下さい。

【自律神経失調症チェック】

  • 肩こりや腰痛がなかなか治らない
  • めまいや耳鳴りがある
  • 胸が締め付けられる感じがある
  • 心臓が苦しくなる(脈が速い・脈が飛ぶ)
  • 息苦しくなることがある
  • 胃腸の調子が悪い
  • よく下痢or便秘をする、又は下痢と便秘を繰り返す
  • 夏でも手足が冷える
  • 手足がだるい
  • 顔だけ汗をかくor手足だけ汗をかく
  • 朝だるい
  • やけにまぶしく感じる時がある
  • 怖い夢を見る
  • 食べ物が飲み込みづらいor喉に違和感がある・呂律が回らない時がある

0~1個→自律神経は正常に働いています。

2~3個→自律神経にやや負担がかかっています。

4~6個→自律神経失調症の手前です。

7個以上 できるだけ早く休養をとり、心療内科を受診しましょう。

あなたの肩こりが治らない理由が、筋肉疲労や末梢神経の傷ではなく、ストレスによる自律神経失調症が原因であれば、いくら病院から湿布をもらっても部分的なストレッチをしてもなかなか改善しないかもしれません。

さらに、湿布などの消炎鎮痛剤は血管収縮作用がある為、血流を悪化させます。

肩こりに本来血流を良くすることで改善する為、消炎鎮痛剤の湿布は痛みを一時的に止める気休めにしかなりません。

しかし、対症療法として湿布を出してくれる病院もまだたくさんある為、血流を益々悪化させ、肩こりや腰痛が酷くなる「負のスパイラル」が延々と続きます。

「ストレスからくる肩こりを改善する為にはどうしたら良いの?」

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ストレスからくる肩こりを改善する為には「運動」が効果的です。適度な運動をすることでストレス解消となり、筋肉量の低下を防ぎ、血流を改善、筋肉を柔軟に保ちます。

痛いからといって肩や膝は動かさなくなると、筋肉が硬直し、血流が悪化します。

肩こり・膝痛・腰痛+を予防する運動は、筋肉をたくましくする為に負荷をかけるのが目的ではなく、血行を良くすることが目的ですので、軽い運動で大丈夫です。

【肩こりを予防・改善する運動とは!?】

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肩こりを改善するストレッチや運動はさまざまありますが、簡単プラスできるのなら、仕事や家事の休み時間に、肩を回したり、手を大きく振りながらのウォーキングや雨降りは室内で屈伸運動やスクワットでも血流を良くすることができます。

もっと詳しい運動方法は別記事で解説していますので参考にしてみてください。

性格的にストレスをため込みやすい方の肩こりを根っこから改善する為には、ストレスに強くなるテクニックが有効的な場合があります。

【肩こりを改善する為にストレスに強くなるテクニックとは!?】 

物理的に外側から肩こりを改善しても、心のストレスで交感神経が優位な状態が続き、血行を悪化させていてはせっかくの肩こり改善の努力が半減してしまいます。

生きている限り人と接して生きていかなければいけないので、自分がいくら良い態度で過ごしていても、ストレスとなる人が勝手に寄ってくる時もあります。

そうした怒りや悲しみの感情に強くなるために「レジリエンス」「アンガーマネジメント」という方法があります。

【ストレスに負けない心をつくるレジリエンスとは!?】

レジリエンスとは、ストレスになる出来事が溢れかえる現代社会において、「精神的な回復力」を表す言葉として使われています。

たくましく「タフな心」になる為の心の筋肉の鍛え方をレジリエンスは教えてくれます。

たくましい心とは、がちがちに固まった心の筋肉ではなく、しなやかで適応力のある心を指します。

人から嫌な事を言われても傷つかない心の弾力性と問題に対して臨機応変に対応できるためのテクニックです。

【怒りに振り回されない人になるアンガーマネジメントとは!?】

些細なことにイライラして、自分が嫌になった時に学習すると効果を発揮するテクニックです。

頭にきた時に、感情的になってしまう事で人間関係が壊れてしまったり、いつまでも相手や自分の事が許せずに交感神経を優位にして起こる肩こりにオススメの心のメンテナンス方法です。

「レジリエンス」「アンガーマネジメント」はたくさん書籍もありますので、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

さて、様々なアプローチから『イライラも肩こりの原因!?ストレスと肩こりの関係とは?』をご紹介しました。

ぶり返す肩こりにはストレスが関係しています。血行を良くする運動やストレッチを行うと共に、心も鍛えてみませんか?