
スタッフの中川です。この体験記では、腰痛・ぎっくり腰になってしまった方はもちろん、腰痛には無縁な方にも今後、腰痛に悩まない為の有益な情報をお届けします。
無縁だと思われたぎっくり腰はいかに起こったか、またその後、いかにして改善に向かっていったかをシリーズにてご紹介していきます。
【前回までのあらすじ】
いつものように、何の気なしに重い荷物を持ったのが運の尽きです。人生で初めてのぎっくり腰・その場で倒れこむという経験をしました。腰は体の要とはよく言ったもので、見事に動けなくなるのです。

さて、ぎっくりしちゃったその日、最初にすべきことは何か?その日、藁にもすがる思いで調べつくしました。

【ぎっくり腰直後の対応】
- 楽な姿勢をとる
- 冷やす(炎症がある場合は2~3日続ける)
- 入浴はNG(足湯含む)
- 安静にする
どうやら腰を痛めて48時間は炎症物質が出るため、入浴することで血流が良くなり、炎症物質が広がってしまうとのこと。
【寝るときの姿勢】
- 横向きになって足を九の字に曲げる
- 抱き枕を抱えて寝る
【ぎっくり腰の時の心構え】
- ぎっくり腰直後よりもその後2~3日のほうが激しく痛む
- 3日以上の安静は回復が遅くなるため、日常生活は続けること
- 腰の痛まない姿勢を常に心がけること
※脚に響くような痛み・しびれがある場合は、椎間板ヘルニアの可能性があるので整形外科へGO!だそう。
【とりあえずやってみた】
「冷やす」
タオルで保冷剤をくるんで腰に当ててみると、気持ち痛みが和らいだ感覚がありました。腰痛のときは腰をあたためると良いとはよく聞きましたが、炎症には冷やすといいんですね。
抱き枕と保冷剤が功を奏したのか、寝ているときはさほど痛みを感じず、朝までぐっすり眠れました。
【ぎっくり腰の翌朝】
翌朝、目が覚め、しばらくベッドでぎっくり腰のことを考えていました。重い荷物を持ち上げて「ぎっくり腰」になったというのは正直、プライドが許しません。なぜなら・・・
何を隠そう私は『ガッツリ筋トレ女子』だったからです。

周りのスタッフにはいつも「トレーニングとは・・」と筋トレの重要性を語っていた私です。『ぎっくり腰になったので休みます』とは口が裂けても言えません。
じっとしているよりもやはり会社に行くべきだ、と思い、体を動かそうとしました。
!!!
体が、動かない!

1ミリでも動かせば、電気ショックのような激痛が体中を走る!とりあえず、あれだ、あのポーズさえとれれば、何とかなる!

ここから、いかに最小限の動きで生きるかが勝負となります。
【ぎっくり腰のときに心がけること】
(服装編)
- 女性:ワンピースなどの一枚ものを選ぶ→お手洗いというのは想像以上に辛い作業になります。シンプルに!
- 男性:いつもよりは楽なスタイル(スニーカーなど)を選ぶ

(食べ物)
- どんな時も食事は栄養バランスと水分補給が大切。→辛いからと言って、手を抜くと便秘に。スムースな排便は腰への負担も減らします。
(持ち物)
・山登り用の杖を使用→日本という国は想像以上に、街中のあちこちが体に優しくない構造となっています。小さな段差や手すりのない場所につまずいたり苦労したりすることは山ほどありました。

何でもいいので体重を委ねられるものは絶対に役に立ちます。※傘等の先が安定しないものは滑るので要注意です。
【ぎっくり腰直後よりも痛む】
なんとか必死に会社に到着したものの、なんだか昨日よりも痛い気がする。結局デスクワークで座り続けることが困難でした。
かといって、外回りの予定もないし、あったとしてもこんな鋭角に腰が曲がった人間が会社の鏡となる訳にはいかない。
午後からはおとなしく整形外科へ向かうことにしました。
次回、『【スタッフ体験記】スタッフ中川の突然のぎっくり腰からの回復体験記~③ぎっくり腰翌日から1週間後~』をお楽しみください。