あなたの身近な人を救う!経験者が語る、ギックリ腰になった人が本当はしてほしい事

ギックリ腰経験者のスタッフ・中川です。
ギックリ腰は、時間も場所も状況も関係なくある日突然やってきます。

もし、あなたの大切なご家族・ご友人・職場の方など身の回りの人がギックリ腰になってしまったとき、あなたは真っ先に何をしますか?

私がぎっくり腰になったときは、一人で行動していた時だったので誰かにサポートしてもらえるような状況ではありませんでした。
もしあの時そばに誰かがいてくれたらこんなことをしてほしかったなぁと思うことがあります。経験者だから言えるのですが、

激痛に耐えるのは本人ですが
近くにいるあなたにも出来ることがあります!

今後、あなたの周りの大切な方がギックリ腰になったときに慌ててスマホで対処法を探すことがないよう、ここではあなたが出来るサポートをご紹介します。

経験者が語る!ギックリ腰になったときにしてほしい事

ギックリ腰は、いつ何時どこで起きるか分かりません。
家の中ならまだいいのですが、それが職場だったりお買い物中のお店の中かもしれません。(私の場合は、コンビニの駐車場でした)

そんな時、近くにいるあなたが出来ることをまとめました。

①とにかく楽な姿勢がとれる場所へ移動

まず覚えておいていただきたいのが、ギックリ腰の時は痛みでしばらく動けません。そしてその痛みは長い事続きます。
居心地の悪いところで座ったまま・倒れたままでいるのは本人にとって精神的にも身体的にも大きな負担になります。

通路の真ん中で座り込んで人にぶつかってしまうのは避けたいですし、たとえ室内であっても、ひんやりとした廊下でじっとしていると体が冷えてしまいます。

この写真を一例にすると、すぐに横たわれるソファや寄りかかれるようなものがあれば良いのですが、無いと足が疲れてしまいます。

外なら、何かに寄りかかれるような場所へ移動しましょう。
足が疲れた時の為に、地べたに座れるようにタオルや雑誌などを敷いてあげることでお尻の冷えや痛みは軽くなります。

直後は激痛で動くのもままならないと思いますが、あなたが支えになってあげて、落ち着ける場所へ移動しましょう。

《楽な姿勢の例》

横向きになってもらいましょう。
私がギックリ腰になったとき、誰に教わったわけではないですが自然とこの姿勢に行きついたのですが、病院の先生や整体師さんにもこの姿勢をおすすめされました。

膝と膝の間にクッションや抱き枕(タオルなどで代用可)などを挟んで膝を曲げます。
仰向けやうつ伏せは腰への負担が大きいので要注意です。

ソファやベッドがなければ、ヨガマットのように弾力性のあるものや厚手のタオルを床に敷いてあげましょう。

写真のとおり、女性の場合はスカートのまま、あられもない姿になる(!)ことがあるのでブランケットやタオルをかけてあげると安心できます。

②患部を冷やす

ギックリ腰直後から約48時間は痛みの原因となる炎症物質が出ているといわれています。冷やすことでこの炎症物質の広がりを抑えることが出来るので、どれだけ迅速に対応するかで痛みの度合いも変わってきます。

ギックリ腰当日はお風呂で腰を温めたり、マッサージをして血行が良くなると炎症物質が出てきてしまうのでやめましょう。

③水やちょっとした食べ物を

激痛は長時間続きます。精神的にも身体的にも非常にストレスがかかり、変な汗をかくので喉は乾くし、お腹もすきます。
そんな時にサラッとペットボトルのお水やちょっとした食べ物を差し出してあげると喜ばれることでしょう。

④騒がない

当事者からすると、サポートしようとしてくれている方には大変失礼な話ですが(笑)
激痛に見舞われているときに近くであれこれ騒がれたり、色々心配して話しかけられるのって、正直しんどいです(!)。

痛くて何も言えないし、激痛の時って冷静になれなくて人につらく当たってしまいがちです。

できればお静かにしてもらえるとありがたいです。

⑤適度にほうっておく

ギックリ腰の時の心境としては、痛いのはもちろんなのですが、
女性なら『眉間にしわを寄せて苦しんでいる姿を見られたくない』、男性なら『俺って弱々しい男って思われてる?カッコ悪!!』という気持ちも同時にあるかもしれません。
例えばお食事会の時・デートの時に、急にゴロゴロとお腹を下してしまった時のことを想像してみてください。あなたのその時の心境はどうでしょうか?

脂汗をかいて必死に腹痛と戦っている姿って絶対に見られたくないですよね?
「どうしたの?大丈夫?」って聞かれても、「う、うん。何でもないよ・・・」と何事もないように答えるのが精いっぱい。
でも本音は頼むからほっといてほしい・早く帰りたい・一人になりたい!!!ではないでしょうか。


また、職場のような場所なら、
ギックリ腰当事者には、自分が何もできない・あなたにも迷惑をかけているという『罪悪感』が芽生えてきます。

状況にもよりますが、本人が大丈夫だと強く言うようでしたら、つきっきりでそばにいてあげるよりは通常通り作業に戻る方がその人にとっては精神的に楽かもしれません。

⑥でもたまには声をかける

『ほっといてくれ~!一人にしてくれ~』とは言ったものの、
本音は『ほっといてほしいけど、何かあったときに必要なタイミングで助けてくれる誰かがいてほしい』が正解です。

わがままいってるのは承知していますが、
無関心でいられるのは精神的にキツイです(笑)。

気を使って、あえて声をかけない・見ないようにしてくれる人もいると思いますが、
ギックリ腰の本人は(ほっといてと言いつつも)「世知辛い世の中だな~」と悲しい気持ちになります。

病み上がりの状態で声をかけてもらったときのことを思い出してみてください。この時ほど人のやさしさが身に染みてわかるときってありませんよね。

あなたの「何かできることある?」の一言で本当に救われると思いますよ。

⑦必要であれば病院へ連れて行ってあげる

3~4日経っても痛みが引かない、発熱がある、足がしびれる場合は他の原因が考えられます。

病院(整形外科)へ連れて行ってあげましょう。

家族ならともかく、職場の人だったりすると頼みづらいこともあるので自ら声掛けしてもらえると大変喜ばれます。

あなたにも出来る!ギックリ腰の人への嬉しい対応

私がギックリ腰になったときはただ一人で激痛に耐え、喉が渇いてもお腹がすいてもじっとしているだけでした。
ようやく辿り着いた家でも、ベッドの中で苦しみながらスマホでギックリ腰の対処法を調べていました。

また、変なプライドから『ギックリ腰になったから助けて』と言えず激痛に耐えながら自力で運転し病院へ行ったという苦い思い出もあります。

あなたが落ち着いて適切なサポートをすることで、ギックリ腰の当事者は身体的に楽になることはもちろん、精神的な不安も軽減されます。

あなたの気遣いと迅速な対応が、大切なあの人のギックリ腰回復の近道に繋がることを祈っています。